小関裕太が「ゼイチョー」第3話にゲスト出演。初体験の父親役に「学ぶことがたくさんありました」

小関裕太が、菊池風磨が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「ゼイチョー ~『払えない』にはワケがある~」(土曜午後10:00)の10月28日・第3話にゲスト出演する。

「ゼイチョー ~『払えない』にはワケがある~」は、2016~17年「BE・LOVE」(講談社)で連載された、慎結氏による「ゼイチョー!~納税課第三収納係~」が原作。主人公・饗庭蒼一郎(菊池)はみゆきの市役所納税課の職員で、滞納されている税金を納めてもらう徴税吏員だ。税金滞納者の経済状況を把握して、自宅を訪問。時に財産を差し押さえ、税⾦を納めてもらうようにうながす。つまり“税金の取り立て屋”。しかし、彼の本当の職務はただ税金を取り立てることではない。「敵じゃない! 味方になりたいんです!」と市民の事情に寄り添って、救う方法を模索。そんな徴税吏員の日々をスリリングに、そして、時には泣いて笑ってと、魂を揺さぶるヒューマンエンターテインメントとして描かれている。

小関が演じるのは、妻を病気で亡くし、シングルファーザーとなった木下裕介。初の父親役を演じる。保育園に通う子ども2人を男手一つで育てているため、仕事と育児に追われ、住民税を滞納している。税金を取り立てるのが仕事である徴税吏員の饗庭と百目鬼華子(山田杏奈)、増野環(松田元太)は、そんな木下にどのように寄り添い、救う方法を模索していくのか注目だ。

小関は「第3話は、子育てにまつわる税制度やお金について深く考えさせられる回です。僕が演じるのは、妻に先立たれ2人の子を育てているシングルファーザーの役です。今回が初めてのお父さん役で、2歳の子の抱き上げ方や距離感など、初めて経験して学ぶことがたくさんありました」と役柄について触れ、「同時にこの回で取り上げられている内容からも学んだり考えさせられることがたくさんありました。親の苦悩、そして周りの人がいかに気付いてあげられるかの大事さが詰まっています。ぜひご覧ください!」と見どころを伝えている。

第3話。3年前、財務省の職員だった饗庭の目の前で、同期の奥林礼二(結木滉星)が庁舎屋上から飛び降りた。奥林は一命を取りとめたが、脳に重い障害が残った。なぜ飛び降りたのか理由が分からない饗庭は、飛び降りる直前の奥林と一緒にいた相楽義実(本郷奏多)を問い詰める。

そんな中、みゆきの市で、親子向けハロウィーンイベントが開かれる。大勢の親子でにぎわう会場には、「子育ての街」をアピールしようとする市長・米田(佐戸井けん太)や副市長・相楽も来場し、イベントを仕切る保育課長・町田(坂田聡)は上役たちのご機嫌取りに必死。饗庭や華子ら納税課もカボチャの仮装で手伝っていると、お絵描きコーナーで子ども同士のちょっとしたイザコザが起こる。保育園児が描いた家族の絵を、別の保育園に通う園児が破ってしまったのだ。保育課の板谷(中田クルミ)がその場をなんとか収めるが…。

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