常総学院センバツ有力 秋季関東高校野球4強 花咲徳栄に10—5【更新】

常総学院―花咲徳栄 3回裏常総学院1死一、二塁、池田の右中間への適時二塁打で生還する一走・鈴木=栃木県総合運動公園野球場

第76回秋季関東高校野球大会の準々決勝は23日、栃木県総合運動公園野球場で行われ、茨城1位の常総学院は花咲徳栄(埼玉1位)に10-5で快勝し、来春の第96回選抜高校野球大会(センバツ)出場が有力となる4強入りを決めた。同校の準決勝進出は73回大会以来3年ぶり。

常総学院は本塁打を含む17安打を放った。5-5の同点で迎えた三回裏に2点勝ち越しに成功。五回と六回にも追加点を奪い、そのまま押し切った。

準決勝は28日に同球場で行われ、常総学院は決勝進出を懸けて第1試合で作新学院(栃木1位)と対戦する。

センバツの出場枠は32校で、内訳は一般選考は29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校。関東・東京地区は計6校で、関東から4校、東京1校が選ばれた後、残り1校は両地区を比較して決まる。

◇栃木県総合運動公園野球場
▽準々決勝=第2試合
花咲徳栄(埼玉1位) 041000000│5
常総学院(茨城1位) 14202100×│10

(花)岡山、和久井、上原—田端
(常)小林、斎藤—片岡

▽本塁打 武田(常)
▽二塁打 田端、石塚2(花)池田、近藤(常)
▽暴投 小林(常)
▽ボーク 小林(常)
▽試合時間 2時間33分
▽審判 市村、大山、古沢、小林大

▽準々決勝=第1試合
帝京三(山梨2位)  000000020│2
作新学院(栃木1位) 30000022×│7

(帝)橋本-舩脊
(作)小川、石毛-岩出

▽三塁打 小川(作)
▽二塁打 入谷2(帝)根本(作)

秋季関東高校野球大会で4強入りを決め、笑顔でスタンドにあいさつする常総学院ナイン=栃木県総合運動公園野球場

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