「高梁川流域の自然フォトコンテスト2023」（倉敷、笠岡、高梁市など7市3町でつくる流域連盟主催）の入賞作品55点が決まった。最高賞の推薦には、岡山県早島町、寺崎賢さんの「今日（こんにち）は」が選ばれた。
寺崎さんの作品は倉敷市内で撮影。木の枝でじっとたたずんだり、花弁の間から顔をのぞかせたりするアマガエルを3枚組で色彩豊かに切り取った。「静かな時間の流れを感じる。絶妙なシャッターチャンスで見事に捉えた」と評価された。
このほか、浅口市鴨方町地区で特産のそうめんを天日干しする昔ながらの光景を撮影した作品などが入賞した。入賞作品は24～29日、倉敷市立美術館（同市中央）で展示する。
コンテストは1992年度から毎年開催。今回は113人から361点が寄せられた。
寺崎さん以外の主な入賞者は次の皆さん。（敬称略）
特選 竹中良明（高梁市）長尾進（浅口市）▽新見市長賞 安藤通明（倉敷市）▽高梁市長賞 木村悦郎（同）▽総社市長賞 北川隆司（総社市）▽早島町長賞 吉田洋子（倉敷市）▽倉敷市長賞 馬場琢（同）▽矢掛町長賞 岡美代子（総社市）▽井原市長賞 豊福義一（倉敷市）▽浅口市長賞 小山憲雄（浅口市）▽里庄町長賞 守屋光義（倉敷市）▽笠岡市長賞 長谷川秋生（同）▽学生奨励賞 甲谷祐太（同）脇山諒大（同）
