盛岡市の北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ（菊池浩校長）で製菓を学ぶ学生4人は、工芸菓子の技術を競う東北ブロックコンテストで金銀銅の各賞を受けた。ケーキに繊細な装飾を施し、思い思いの世界観を演出。受賞を糧に「笑顔を届けられる職人」の夢へ、ひたむきに励む。
コンテスト（東北ブロック協議会主催）は9月7日に仙台市で開かれ、学生対象の「エコール部門」に出場した。全17作品のうち、最高賞に次ぐ金賞に高度製菓衛生師科1年の荒木田夕亜さん（19）、銀賞に同2年の釜石麗菜さん（20）と同1年の佐々木里菜さん（19）、銅賞に同2年の三上彩音さん（19）が選ばれた。
4人は、アーモンドと砂糖を練り込んだペースト「マジパン」でスポンジケーキを覆い、細部のニュアンスまでこだわったマジパンのパーツを配置した。
