事業資金獲得目指し 糸魚川市で「マネーの龍」 2部門8組がプレゼン 県異業種交流センター上越支部

プレゼン参加者と審査員、事業メンバー

県異業種交流センター上越支部(大島誠支部長)はこのほど、糸魚川市大町1のヒスイ王国館で地域活性化事業「マネーの龍」のプレゼン大会を行った。

上越地域のNPO法人やまちづくり団体、企業、起業を目指す人を対象に地域活性化やビジネスプランを募集。一次選考を通過した2部門8組が資金調達プレゼンテーションを行い、最大支援額65万円を目指した。

審査員は日本NPOセンター(東京都)の田尻佳史常務理事、にいがた産業創造機構(NICO)の渡辺長幸氏、糸魚川商工会議所の永江善昭副会頭、糸魚川信用組合の保坂史子常勤理事、県異業種交流センターの小林元理事長の5人。

糸魚川市の産後ケアセンター「La madre(ラ マドレ)」を運営するNPO法人Palette(パレット)の横澤亜希子さんが、最高金額の23万円を獲得。ビジネス部門では、上越市牧区出身の難波武悟士さん(16)が「ヒップホップ音楽で上越を盛り上げたい!」と題し、プレゼン資料とともに自身作曲の楽曲を披露し、16万5000円を獲得した。

小林審査員は「まちづくり、ビジネスともに発表者の熱意が伝わる素晴らしいプレゼンだった。2回目を迎えた当事業が地域活性化のきっかけになってほしい」と話した。

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