江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を松本潤主演で描く大河ドラマ『どうする家康』（ＮＨＫ）。「逆襲の三成」と題する第４１回（１０月２９日放送）では、天下人と称されるまでとなった家康との確執が深まる三成が逆襲の意を燃やす。
『どうする家康』第41回より、豊臣家のため立ち上がる石田三成（中村七之助）ら (C)NHK
秀吉死去の報で国内に動揺が走るなか、家康（松本潤）が石田三成（中村七之助）とともに朝鮮出兵の後始末に追われた前回（１０月２２日放送）。
秀吉の遺言に従って五奉行・五大老たちで政治をおこなおうとするが、やがて家康がその存在感を強め、対立を深めた三成が家康の決断で佐和山城に隠居させられた。
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第４１回では、大坂城・西ノ丸に入り政治を意のままにおこない、周囲から天下人と称されていた家康。そして、その状況を天下への野心を燃やす茶々（北川景子）は苦々しく見ていた。
そんなあるとき、会津の上杉景勝（津田寛治）に謀反の噂が広がる。家康は茶々から「天下泰平のため、成敗に向かうべき」と諭されるが、大坂を離れることに一抹の不安を感じていた。そこで、留守を鳥居元忠（音尾琢真）に預けることにするが･･･。
本作は、戦国の世に翻弄されながらも天下統一を決意した男が、襲い来る窮地に次々と決断を迫られながらも、個性派ぞろいの家臣団と力を合わせて生き延びてゆく物語。放送はＮＨＫ総合で日曜・夜８時から、ＢＳプレミアムは夕方６時から、ＢＳ４Ｋでは昼１２時１５分から。
