キノコ採り遭難相次ぐ 79歳の男性が死亡 山林内の斜面で倒れた状態で見つかる【長野】

長野市の山林にキノコを採りに入った79歳の男性が、23日朝、心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認されました。
死亡が確認されたのは、長野市の79歳の男性です。警察によりますと男性は21日、キノコ採りのため長野市安茂里の山林に1人で入り、連絡が取れなくなっていました。

■記者
「こちらの道路の脇には男性が乗っていたとみられる車が停めてありました。そしてけさの捜索で、消防隊などがこの山の中で心肺停止状態の男性を発見しました」

男性の車が停めてあったのは、長野市街地から車で20分ほどの山の中です。警察などが捜索したところ、午前9時ごろ、山を登った先の斜面で、倒れた状態の男性が見つかりました。県の防災ヘリで病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
また、松本市の袴越山では塩尻市と松本市の男性2人が、22日朝からキノコ採りに出かけて道に迷い、動けなくなっていました。23日午前8時半ごろ、警察が2人を発見・救助。大きなけがはないということです。

© 長野朝日放送株式会社