生命保険協会千葉県協会など 官民一体で特殊詐欺の被害防止を呼びかけ

生命保険協会千葉県協会など 官民一体で特殊詐欺の被害防止を呼びかけ

深刻化する電話de詐欺の被害を食い止めようと10月23日JR千葉駅前で、詐欺への注意を呼びかけるキャンペーンが行われました。

この取り組みは生命保険協会千葉県協会と財務省千葉財務事務所、それに県警が連携して毎年行っているものです。

キャンペーンはJR千葉駅前で行われ、警察官や協会の職員など約40人が参加しました。

参加者らは駅の利用者などに「電話de詐欺に気をつけてください」と声をかけながらオレオレ詐欺の手口などが書かれたチラシを配って、被害防止を呼びかけました。

県警によりますと県内の2023年1月から9月末までの電話de詐欺による被害総額は過去5年間で最悪の約22億3200万円に上り、2022年の同じ時期から1億円ほど増加しているということです。

県警は「官民一体となって詐欺の被害を減らす機運を高めたい」としています。

 生命保険協会 千葉県協会 星 忠利会長
「営業職員がお客様と接する中で、何か様子が違うとか急に保険契約の解約の連絡があれば、電話de詐欺を疑うことを教育している。ことしも実際に未然防止につながった事例があるので、引き続き電話de詐欺の防止活動に取り組んでいきたい」

 千葉財務事務所 理財課 松本 和也課長
「チラシを持って帰ってもらって家族で話してもらったり、友達同士で話して被害の未然防止に繋がれば良いと思う」

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