幻想的「霧の海」 近づく冬の足音 三次市

県北部に秋の深まりを伝える「霧の海」が23日の冷え込みで三次市内の山頂からも楽しめました。

夜から朝へと変わる午前6時前、三次市南部の山の気温はおよそ5℃と長袖を着ていても寒い朝でした。

午前6時19分、日の出とともに太陽が霧の海を茜色に染め、世羅台地の深い谷間にかかった霧の間から頭を出した山々がまるで小島のように浮かび、幻想的な景色をみせていました。

三次周辺では数カ所の霧の海の展望スポットがあり、晩秋から春先までの放射冷却が厳しく天気の良い朝に、日の出や霧の海を楽しむことができます。

霧の海が深くなると共に県北には冬の足音が近づいてきます。

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