「2議席獲得の日本維新の会の動向注目」宮城県議選の結果を受けて専門家

宮城県議会議員選挙は22日に投票が行われ、村井県政を支える自民党が前回よりも4つ議席を減らしました。政治学の専門家は県議会の先行きについて、今回初めて議席を得た日本維新の会の動向に注目します。

東北大大学院の河村和徳准教授は、県政与党の自民党と公明党が計28議席という結果は、4病院再編への反発が仙台圏で出た一方で全県には広がらなかった結果とみています。

県政与党は今後、無所属の県議を会派に迎え過半数となる見込みが大きいとみる一方、県議が市長に転出するなどして議会運営が不安定になる可能性も指摘します。

その時に鍵を握るのは、日本維新の会だと考えています。

東北大大学院河村和徳准教授「今回議席を2つ獲得した維新。村井知事と考え方が比較的似ている維新の動向が重要になってくる。もし足りなければ、維新に協力を仰いで多数派をつくることも考えられるので注目していく必要がある」

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