プロ野球ドラフト会議目前 宮城県関連の注目選手

26日のプロ野球ドラフト会議まであと3日です。宮城県では高校生6人、大学生7人の計13人がプロ志望届を提出しました。注目の選手をご紹介します。

仙台育英山田脩也選手「自分の一番のストロングポイントは守備力だと思っています。トップレベルにいるなと」

仙台育英の山田脩也選手は、持ち前の守備力を武器に1年生からショートのレギュラーをつかみ2022年に夏の甲子園で日本一、2023年はキャプテンとして準優勝を果たしました。

9月には、侍ジャパンU−18代表に選ばれると木製バットでもホームランを放ち、世界大会優勝に貢献しました。日本一と世界一を手にし、次に目指すのはプロの舞台です。 山田脩也選手「影のヒーローになるのが自分の夢、目標なので。どこからでも指名をいただけるのであれば、そこで日本を代表するような選手になりたい」

仙台育英の仁田陽翔投手は、最速151キロを誇る左腕で、持ち味は伸びのあるストレートに、切れ味鋭いスライダーです。プロのスカウトも「素材として素晴らしいものがある」と将来性を高く評価しています。

仙台育英仁田陽翔投手「自分のやれることはやった。小さい頃からの憧れの職業だったので、少しでもチャンスがあるならそこに懸けてみたい」

大学生の注目、仙台大学の辻本倫太郎選手は侍ジャパン大学代表にも選ばれているショートです。元オリックスで現在はレッドソックスの吉田正尚選手に似ていると言われるとか。

仙台大学辻本倫太郎選手「WBCくらいでめっちゃ言われました。好きな選手です」

身長168センチと小柄ながらも吉田選手のようなフルスイング。大学2年生から肉体改造に取り組み、体重を8キロ増量しました。一番の持ち味は、瞬発力を生かした守備範囲の広さ。世代ナンバー1ショートとの呼び声も高く、仙台大学初の野手の支配下指名に期待が掛かります。

仙台大学辻本倫太郎選手「プロで1年目から活躍したいという思いがあるので、この世代だけではなく努力を続けて球界一と言われるようなショートになりたい」

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