全国高校サッカー選手権 広島県大会注目校 #1 広島観音高校 

冬の風物詩全国高校サッカー選手権。広島県大会はいよいよ10月29日から決勝トーナメントが始まります。

今回はインターハイで全国優勝経験のある広島観音高校を紹介します。

冬の選手権4度の全国出場がある広島観音高校。11年ぶりの優勝を目指し86人が汗を流します。

ベスト16をかけた予選ではサイドを中心にスピードを活かしたプレーで快勝。

勢いを持って決勝トーナメントに勝ち上がりました。

■末成遼多主将

「一次予選の沼田戦で良い試合が出来て、そこからもう一段階チームとして仕上げることができた。」

勢いに乗る観音イレブン。練習前のルーチンは「校歌」です。団結力を高めます。

■有田優理香アナウンサー質問

「これはなんで始まった?」

■末成遼多主将

「観音高校のプライドをしっかりもって、観音高校の一員だということを意識するために校歌を選んでいる。」

優勝を願う気持ちはピッチに立つ選手だけではありません。

副キャプテンの安達佑介選手は、決勝トーナメント直前、左ひざをけがしメンバーから外れました。

けが直後綴られたサッカーノートには、悔しさよりもチームと一緒に戦おうという決意が込められていました。

■安達佑介選手

「けがしてもチームとしてみんなで戦えたら勝てたら良いと思って書いた。みんなを励ましたり、ひとつでもチームの役に立てるような声かけやベンチワークで支えたい。」

イレブンも奮起します。試合前に安達選手のユニフォームを掲げ心をひとつにして戦います。

■末成遼多選手

「安達の分も戦わないといけないという部分でも、みんなの決意が固まった。できるだけ長く一緒にみんなとサッカー。」

支える仲間との絆を胸に一丸で頂点を目指します。

【2023年10月23日放送】

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