JTサンダーズ広島 充実の開幕 王者サントリーに互角の1勝1敗

バレーボールのVプレミアリーグが開幕。JTサンダーズ広島は、ホームゲームで開幕2連戦に臨みました。

Vリーグ レギュラーラウンド 10月22日(日)エフピコアリーナふくやま
JTサンダーズ広島 vs. サントリーサンバーズ

坂上俊次 アナウンサー
「きのう、サントリーを破り、白星スタートのJT。試合会場は早い時間からにぎわっています」

21日の開幕戦で強豪のサントリーに勝ったJTサンダーズ広島。22日のゲーム2は、立ち上がりからサントリーのエース・身長218センチのムセルスキーが立ちはだかります。ワールドクラスの高さで、序盤からJTを圧倒です。

一方のJTは、第1セットはラッセルを中心にした強打。第2セットは、新加入の 三輪大将 による巧みな攻撃で応戦しますが、勝負どころでサントリーが地力を発揮。ムセルスキーの強烈なスパイクあり、移籍した 小野寺太志 の巧みな技も光り、セットカウント3-0のストレート負け。

しかし、内容的には王者サントリーに引けをとらない試合運びで、ここからのシーズンに期待を抱かせる開幕シリーズとなりました。

JTサンダーズ広島 三輪大将 選手
「いい戦いはできていると思う。あともう一歩のところをつめていきたい」

JTサンダーズ広島 井上慎一朗 主将
「悲観的になるのではなく、これからしっかり勝てるチームをつくりたい」

― コンビネーションやバリエーションにかなりの進化がみられたJTサンダーズ広島。ロシア代表ムセルスキーの強打に屈しましたが、頂点を目指すためには、ここを止められるチームにしたいと選手は誓いを新たにしていました。

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