世界最高齢の犬「ボビ」死ぬ ギネス認定の31歳雄

「世界最高齢の犬」に認定されたボビ=2月、ポルトガル中部(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】ギネスワールドレコーズ社は23日、「世界最高齢の犬」に認定された雄犬ボビが21日、暮らしていたポルトガルで死んだと明らかにした。31歳だった。ボビは「ラフェイロ・ド・アレンティジョ」というポルトガル原産の犬種。今年2月に「存命中の世界最高齢」に認定され、同時に「史上最高齢」の記録も更新した。

 ギネス社によると、飼い主のレオネル・コスタさんが8歳の時から暮らしてきた。ボビが生まれたころ、一家は多くの動物を飼っていたため、父親はこれ以上は世話ができないとしてボビときょうだいを捨てようとした。しかし、その際にボビだけ見落としたため九死に一生を得た。

飼い主のレオネル・コスタさんと歩く「世界最高齢の犬」のボビ=2月、ポルトガル中部(ロイター=共同)

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