第76回秋季東北地区高校野球大会は23日、秋田市のこまちスタジアムで青森山田と八戸学院光星の青森県勢同士による決勝が行われ、青森山田の先発櫻田朔が無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成。八学光星を3-0で破り、8年ぶり2回目の優勝を飾った。青森山田は来春の選抜高校野球大会(センバツ)の出場を確実にした。
櫻田は直球、変化球を効果的に投げ分け、八学光星打線を封じ込めた。打線は初回に4番原田純希が2点適時二塁打を放つなど、計5安打で3点を挙げた。
来春のセンバツから東北出場枠は3に増えるため、地域性を加味しても青森山田と八学光星の県勢2校が同時に選出される可能性が高い。出場校は来年1月26日に開かれる選考委員会で正式に決定する。
青森山田は、11月15日に神宮球場で開幕する明治神宮大会に東北代表として出場する。