『Dota 2』の世界大会であり、非常に高額な賞金が用意されるeスポーツ大会として有名な「The International」の2023年度大会（以下、TI12）が現在開催されています。10月12日から15日にかけて開催されたグループステージが決着し、来週末には最後のイベントである決勝大会が控えています。
The International 2023 大会詳細
TI12はDota Pro Circuitから12チーム、地域予選から8チームの合計20チームが参加する大会。グループステージではこれが5チーム4グループに分けられ、BO2での総当たり戦を行いました。各グループの上位2チームは他のグループの3位/4位とプレーオフ戦を行い、最下位のチームの敗退となります。
グループステージの結果は以下の通り。
グループA
順位チーム名シリーズ戦績 (W-D-L)ゲーム戦績 (W-L)結果1Team Spirit4-0-08-0Qualified2Entity1-2-14-4Qualified29Pandas1-2-14-4Qualified4Evil Geniuses0-2-22-6Qualified4Team SMG0-2-22-6Disqualified
グループB
順位チーム名シリーズ戦績 (W-D-L)ゲーム戦績 (W-L)結果1Team Liquid3-1-07-1Qualified2BetBoom Team3-0-16-2Qualified3Azure Ray1-2-14-4Qualified4Shopify Rebellion0-2-22-6Qualified5Thunder Awaken0-1-31-7Disqualified
グループC
順位チーム名シリーズ戦績 (W-D-L)ゲーム戦績 (W-L)結果1LGD Gaming3-1-07-1Qualified2Gaimin Gladiators2-1-15-3Qualified3nouns0-3-13-5Qualified4Virtus.pro0-3-13-5Qualified5beastcoast0-2-22-6Disqualified
グループD
順位チーム名シリーズ戦績 (W-D-L)ゲーム戦績 (W-L)結果1Tundra Esports3-1-07-1Qualified2TSM1-2-14-4Qualified3Talon Esports2-0-24-4Qualified4Keyd Stars0-3-13-5Qualified5PSG Quest0-2-22-6Disqualified
これによりTeam SMG、Thunder Awaken、beastcoast、PSG Questの4チームが敗退となります。
ブラケットステージは現在進行中。ロワーブラケットのラウンド3以降は来週末の決勝イベントにて実施されることになります。
The Internationalの最大の特徴といえば、その非常に高額な賞金総額。一昨年の大会の賞金総額は4000万ドルまで行きましたが、去年のTI11では約1890万ドルまで減少。今年は300万ドルとなっています。TIはゲーム内バンドルの売上を一部賞金に計上するシステムを取っていますが、今年はその内容が満足できるものではないのが賞金の伸びの悪さに繋がっているようです。ただし300万ドルでもeスポーツ大会として十分高額な部類。優勝チームには45％の約140万ドル（約2億円）が与えられます。
同じくMOBAタイトルである『League of Legends』の世界大会も現在進行中。こちらは現在スイスラウンドが進行中となっており、11月からノックアウトステージが始まる予定となっています。MOBAタイトルのファンとしては熱い冬になりそうです。
(C)©Valve
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