富山グラウジーズ「トップで戦い続ける」 新B1参入へ決意

今季の意気込みを語る右から高堂社長、高岡HC、伊藤選手、細川さん=北日本新聞社

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)富山グラウジーズの高堂孝一社長らが23日、北日本新聞社を訪れた。高堂社長は「お客さんに何度も足を運んでもらうには勝利することが大事。日本のトップリーグで戦い続けるために頑張りたい」と、連敗脱出とリーグが2026年に発足させる新たなトップカテゴリー「新B1」への参入に向けた決意を語った。

 高堂社長のほか高岡大輔ヘッドコーチ(HC)、伊藤駿主将らが訪れた。チームは7、8日の大阪との開幕戦から6連敗中で、高岡HCは「今は自信を持ってプレーできているところにフォーカスして試合をつくりたい」と立て直し策を説明。25日のホーム三河戦を見据え、伊藤主将は「『また会場に来たい』と思ってもらうには勝利が必要。勝利に向かってプレーしたい」と力を込めた。

 高堂社長は新B1参入条件の一つである「入場者数平均4千人以上」の達成に向けた課題として、平日や冬場の試合の集客を挙げ「『会場に来て楽しいな』と思ってもらえる非日常感を演出していきたい。ぜひ会場で選手を鼓舞してほしい」と来場を呼びかけた。

© 株式会社北日本新聞社