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2023年10月18日に公開された動画のテーマは……電話調査＆ネット調査！日本保守党の支持層は？
ゲストにJX通信社の米重克洋氏をお招きし、毎月恒例のハイブリッド調査の中から最近のトピックに関する結果について語っていただきました。
日本保守党に期待しているのはどの政党の支持者？
【このトピックのポイント】
・ネット調査では7.0％、電話調査では6.9％が日本保守党に期待を寄せる
・参政党支持者の37.9％が日本保守党に好感を持っている
・インボイス制度、解散権の制限については国民全体の関心はそれほど高くない
日本保守党をどう思う？
X（Twitter）のフォロワー数が31万人、党員数が4万6千人を超えた日本保守党について調査しました。
この調査では支持政党を別に質問しており、この調査における「支持する」とは好感や期待を示す程度のものだと米重氏。
その上でネット・電話いずれの調査でも7％前後が好感や興味を持つ一方で「世の中一般においては、今はまったく知らないという状況だと理解していただくといいと思います」とコメントしました。
同じ質問を年代別にクロス集計したところ、日本保守党は50代60代でより多くの支持を獲得していることが分かります。
JX通信社のこれまでの調査によると、参政党も50代が支持層のボリュームゾーンになっているとのこと。
右派的なスタンスでインターネットを活用しているところも共通しており、日本保守党と参政党で支持層が重なる部分がありそうです。
男女別に見ると、男性の方が日本保守党を支持する傾向が強いことがわかります。
支持政党別に見ると、日本保守党に期待を寄せているのは参政党支持者に多いことが分かります。
米重氏は「日本保守党と参政党の支持層がかぶることを、多分初めて裏付けているのがこの調査結果」とコメントしました。
米重氏「かなり明確に参政党とはドン被りですね」
参政党を応援していた右派のインフルエンサーの中には、参政党と日本保守党どちらも応援したいという旨の発信をしているケースもあると米重氏。同様の動きが参政党支持者のなかで広がる可能性に言及しました。
参政党以外で見ると、国民民主党やれいわ新選組支持者の中で日本保守党に対する関心がやや高く、日本維新の会や自民党が後に続きます。
れいわ以外の政党は保守的なスタンスである点が共通しており、国民民主党と参政党はYouTubeを中心としてネットメディアを党勢拡大に活用している部分が共通しています。
米重氏は有権者にリーチする媒体という共通点が日本保守党の支持動向にもリンクしている点を指摘しました。
さらに米重氏は「こういったところは今後の選挙で、特に比例代表において特徴として出てくる可能性がある」とコメント。
日本保守党が小選挙区で当選することは難しいものの、数は少なくとも有権者に効果的にリーチできれば比例代表で議席を獲得する可能性はあるとの見方を示しました。
今後、日本保守党がネット選挙の手法を活用し議席を獲得できるかどうかが今後の見どころとなりそうです。
MC千葉佳織「参政党にとってはすごく重要な局面なのかなという風に感じますけれど……」
日本保守党とイデオロギーの類似点があり、支持層も重なる参政党が今後どう対応していくのかも注目です。
インボイス制度に賛成？反対？
10月からスタートしたインボイス制に関する意識調査について、米重氏は「どちらとも言えない」の多さに着目。「インボイス制度について実際どんな制度なのか関わっている人以外には理解されていない」と分析しました。
また、賛否についても岸田政権への支持・不支持に影響を受けている点を指摘しました。
首相の衆院解散を制限すべき？
首相の衆院解散を制限する法案を、野党が秋の臨時国会で提出する方針です。この背景には首相が持つ衆院解散の権限が政治の障害になっているという野党の考えがあると思われます。
米重氏は「こういう法案を出すことで解散権について問題提起することは理解できる」としつつ「国民一般に関心を持たれている話かというとまだ全然」とコメント。
実際、ネット調査では61.3％、電話調査では41.3％が「どちらとも言えない」と回答しています。
賛成・反対の数もほぼ拮抗しており、このことから米重氏は「いいとも悪いとも判断がついていない人が多い」と分析しました。
MC千葉「全体的に『分からない』という割合目立ちますね」
米重氏「そうですね。（中略）永田町での話題と、世間一般でみんなが困っていることの乖離というものも少しあるかもしれないですね」
動画本編はこちら！
業界初！？日本保守党の期待値調査！参政党とのバッティング度合いはいかほど？
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