米軍、シリアで無人機迎撃 親イラン組織を警戒

 【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は23日、米軍がシリア南部のアルタンフ駐屯地を攻撃しようとした無人機2機を迎撃したと明らかにした。けが人はいない。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘開始後、中東各国で米軍への攻撃が増えている。米軍は親イラン組織への警戒を強めている。

 ライダー氏はイランによる明確な攻撃指示が確認できなくとも、攻撃を実行する勢力を支援していることから「最終的にはイランに責任がある」と強調した。

 オースティン国防長官は23日、イラクのスダニ首相と電話会談し、駐留米軍の安全確保について協議した。

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