マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫を称賛した。
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21日、シティはプレミアリーグ第9節でホームにブライトンを迎えた。
ウォルバーハンプトン、アーセナルとリーグ戦で連敗を喫しているシティ。その中で迎えた難敵・ブライトンだったが、試合は7分にフリアン・アルバレス、19分にアーリング・ハーランドがネットを揺らしで有意に進める。
ブライトンは苦しい戦いとなったが、後半にアンス・ファティを投入してから流れが変わり、三笘も前半以上にドリブルを仕掛けるなど積極的なプレーを見せると、73分には三笘がドリブルで仕掛けると、最後はアンス・ファティが蹴り込み1点を返すことに成功。試合終盤にも三笘が仕掛けからチャンスを作ったが、2-1でシティが勝利していた。
グアルディオラ監督は試合後の記者会見でブライトンを称賛。難しい相手だと改めて認めた。
「ブライトン戦で95、96分間試合をコントロールするのは不可能だ。そんなことをできるチームは、世界中どこにもいない。55〜60分間もコントロールできていたことに驚きだ」
「前半は素晴らしい出来だった。多くのチャンスがあったし、ストライカーに対しては積極的に対処し、相手はフリアンとアーリングにマンツーマンにしてきたので、我々はリンクできた」
「特に左サイドでウイングとのコンタクトの後、(ジェームズ・)ミルナーと相手のウイングがいて、ヨシュコ(・グヴァルディオル)とジェレミー(・ドク)が少し浮いていたので、前半はそのスペースでより良い攻撃ができた」
その中で、後半からは苦しんだとし、ゴールを生み出したアンス・ファティと三笘を称えた。
「後半相手はそのスペースをより閉ざした。右サイドにはもっとスペースがあったかもしれないが、特にアンス・ファティが入った時に、三笘が斜めや中央、そして外へと動き回った。彼らは本当に素晴らしい」
「彼らがボールを持つと、奪うことはほとんど不可能だ。そこから10分、15分、20分、25分と苦しんだ。試合終了の5〜10分前に、ベルナルド(・シウバ)やロドリなど、全員でボールを奪いに行った。相手のトランジションに対して必要なボールだった」
「三笘は並外れた選手だ。そしてもちろん、アンス・ファティも。狭いスペースでのスピードがある」
「2敗した後のパフォーマンスなので、重要だった。ロベルト(・デ・ゼルビ)と彼のチームの功績は特別なものだった。彼がプレーする試合を見ると、いつも本当に素晴らしい」
「ケガ人が多くいたが、だからこそこの勝利はチームにとって少し誇らしいものだ」