足立区 小中学校の校庭からくぎや鉄筋など3588本

都内の小中学校などの校庭で相次いでくぎが見つかった問題で、足立区は区内の小中学校でくぎや鉄筋など、あわせて3588本が見つかり、撤去したと発表しました。

足立区によりますと、8月下旬から9月20日まで、区内の59の小中学校で金属探知機による点検を行った結果、53校の校庭からあわせて3588本の金属製のくぎや鉄筋などが見つかったということです。また、同様の点検を区内の保育園など45施設でも行い、24施設であわせて329本が見つかりました。

この点検は杉並区の小学校で今年4月、児童が校庭から突き出たくぎでけがをした事故を受けて行われ、見つかったくぎなどは撤去されたということです。

足立区は今後、金属製のくぎなどの使用禁止を徹底するとともに、日頃から目視で点検を行い、イベント後には適宜、金属探知機による点検を行うとしています。

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