五輪選手村跡地に整備 晴海フラッグ 賃貸エリアを初公開

晴海フラッグ、注目の賃貸エリアが初めて公開されました。東京オリンピック・パラリンピックの選手村跡地に建設が進む晴海フラッグの賃貸エリアは、シニアから若者まで幅広い世代が集える住まいとなっています。

中央区晴海の選手村跡地で整備が進む「晴海フラッグ」。公開された賃貸エリアは、マンション4棟で構成されています。ワンルームから3LDKの間取りの部屋があり、家賃は10万円台から30万円台で、総戸数は1487戸です。1LDKタイプの家賃は、5階で13万4000円。3LDK・71平米タイプの家賃は、8階で30万1000円となっています。

記者:「すべての住宅で床はフルフラットのバリアフリー。玄関も段差がありません」

駐車場をすべて地下にしたことで、中庭には約700本の樹木や噴水や公園がある緑豊かな空間となっています。

木材を使用し、森をイメージしたというこちらの保育園は、来年4月に開園予定で、初年度は124人、3年後には204人までの園児を預かる計画です。また、シニア世代向けには、センサーなどによる見守り機能がついた住宅も158戸用意され、幅広い年代を意識した住まいとなっています。さらに、賃貸住宅では珍しい共用施設も…。

記者:「大浴場がついています。住民は無料で利用できます」

広さ350平方メートルの大浴場のほかにも、シアタールームやフィットネスルームも完備されています。

晴海フラッグの賃貸エリアは、来年1月下旬に入居開始予定で、申し込みは先着順ですでに100件以上の申し込みがあるということです。

選手村の跡地にいちから作られる街ということで、無電柱化やバリアフリー化がさまざまな部分に取り入れられていて、まさに未来の街作りが進められていると感じました。そしてこの賃貸住宅にはシェアハウスも作られます。賃料は月に11万円で、シェアハウスの共用部分だけでなく、大浴場やジムの利用も可能だということです。

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