西垣匠「これから“広瀬劇場”が始まる感じ」。吉岡里帆×永山瑛太「時をかけるな、恋人たち」第3話で“超罪作り”な後輩が大暴走!?

フジテレビ系では、本日10月24日に連続ドラマ「時をかけるな、恋人たち」(火曜午後11:00=関西テレビ制作)の第3話が放送。主人公の恋心を絶妙にざわつかせる“超罪作り”な後輩が大暴走する。

「時をかけるな、恋人たち」は令和の時代を生きる“つじつま合わせ”が大得意な主人公・常盤廻(吉岡里帆)と、その恋の相手役で未来からやって来たタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太)が、タイムパトロール隊のメンバーとして、違法に時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、自らも時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディー。

第3話では、廻の恋心をざわつかせる“超罪作り”な後輩・広瀬航(西垣匠)が、「結婚をやめようと思っている」と廻を呼び出し告白するところからスタートする。天使のような笑顔で、無意識のうちにちょいちょい女心をもてあそぶ、まさに超罪作りな男を好演中の西垣は、これまでのOAを見て「すごく面白いですよね!」と笑顔。

今作のテイストが好みだそうで、「こういうタイムトラベルとか、伏線が張ってある作品が好きなんですけど、台本を読ませていただいていても、映像になるとこういうふうに映っているんだみたいなところがあらためて発見できるというか。瑛太さんだったり吉岡さんだったり、ゲストの方々のお芝居が乗っかると、ここまで面白くなるんだなって。だから毎週僕も楽しみに見させていただいています」とうれしそう。

演じている広瀬については「優柔不断というか、女性からすると“はっきりしてよ”と思われるような人かもしれません。それでも許されるというか、愛される人間なのかなとも思っていて…」と困惑している様子だが、「彼は一つも悪気がないですし、彼の中の正義があるというか…。本当にかわいらしい人だなと思いますし、自分に正直というか、ある意味、真っすぐだなとは思います。ほっとけない感、後輩感みたいなものは、なるべく出せるようにしました」と真摯(しんし)に役と向き合っているよう。

さらに「実は、僕も最初に台本を読んだ時に、『広瀬って本当にヤバいやつで、どうしよう…』と思ったんですよ(笑)。『これ何が正解なんですか?』と思って。イノシシみたいな、猪突猛進な人だなと」と当時の心境を吐露。加えて「僕の中でいくら考えたとしても理解できないタイプの人だったので、その時に思った通りに動こうって。だから、もうそこは割り切って、毎回『(広瀬は)今、誰が好きなんですか?』と監督に確認しました。余計なことは考えずに、誰が好きかだけしか考えていなかったですね」と振り返り「超罪作りな後輩役を、超罪作りな感じでやれたかなと思います(笑)」と自信をのぞかせる。続けて、「似ているところがあるとすれば、にじみ出てしまう爽やかなところかなと思っています(笑)」とハニカミながら自身と広瀬の共通点を挙げ、小悪魔男子ぶりを見せた。

吉岡は、西垣について「広瀬って、本当に怖い男ですよね(笑)。演じているのが西垣くんだから、女性を翻弄(ほんろう)するこの役が愛嬌(あいきょう)のある憎めないキャラクターとして成立していると思います。婚約直後に告白された廻や婚約者の梓若菜(田中真琴)は振り回されまくっていますが…」と苦笑するが、「広瀬とのこの恋愛模様のおかげで、廻の人間味というか、巻き込まれ型の面白さが出て共感してもらえるキャラクターになれたのかもしれません」と絶賛。

一方の西垣は「吉岡さんは、『台本には書いていないけど続けてください』とアドリブを求められる時は、とにかく数を打ってくださるというか、僕がお芝居しやすいようにいろいろと投げかけてくださいました。吉岡さんに任せっきりなところがたくさんあったので、引っ張ってもらって、それが役との関係にもつながったのかなと。本当に助けていただいておそれ多いです」と頭を下げていた。

第3話の見どころについて西垣は「第2話のラストで『今夜会えませんか』というメッセージを廻に送って、ここから広瀬の暴走が始まるというか、婚約者がいるけど好きな人がいるみたいな状況が出てきて、さらに廻の初恋の相手も出てきたりするんです。冒頭は、僕の方が恋心をざわつかせられるんですよね。これから“広瀬劇場”が始まる感じではあるので、そちらも楽しみにしていただけるとうれしいです」と笑顔でアピールした。

第3話。廻は後輩の広瀬から呼び出され、「結婚をやめようと思っている」と切り出される。しかし、あわや告白…、という場面で廻は広瀬の次の一言を制する。廻はうれしさもあったが動揺し、広瀬の気持ちを聞かなかったことにする。翌日、廻は打ち合わせ先で偶然、初恋相手の同級生・諸星(ラランド・ニシダ)と再会。そのうえ諸星も廻が初恋だったといい、帰り際に食事に誘われた廻は、急にやってきたモテ期に戸惑う。さらに、記憶を消してから10年、ずっと廻を思い続けてきた翔の愛情表現も日に日に増していき…。

一方で、次の違法トラベラーが発見される。23世紀で役所勤務のかたわら、何度も令和に足を運んで夜の歓楽街へ足しげく通っているという水無瀬チサ(清水くるみ)。廻と翔がカップルのふりをして尾行すると、どうやらチサはホストの永遠(吉村界人)に入れあげている様子。パトロール基地に連行すると、罪の意識はあるものの、「彼も運命を感じてくれてると思います!」と永遠と相思相愛であることをアピールするチサ。しかし相手は、疑似恋愛させることをなりわいとしたホスト。チサの気持ちが一方通行だと判断した一同は、有無をいわさず強制送還しようとするが、永遠とデートの約束をしているチサは必死の抵抗を見せる。すると、永遠もチサを探していることが分かり…。

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