0歳児に1人でミルク、暴言も 横浜の保育園に行政指導

 横浜市内の認可保育園で昨年度以降、園長らが0歳児を介助せず、1人でミルクを飲ませたほか、園児に暴言を吐くなどの不適切保育があったとして、市が園を行政指導していたことが24日、市への取材で分かった。

 市によると、園には0~2歳児が在籍している。寝かせた状態の0歳児に哺乳瓶を抱えさせて飲ませたり、園児に「ばか」「ぐず」「泣き虫」といった言葉をかけたりした。言うことを聞かない園児を大人用トイレに閉じ込める事例もあった。

 園長は市の聞き取りに「しつけや生活習慣をきちんと身に付けさせたいという思いだったが、反省している」と話している。市に今年7月、通報があった。

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