松本蟻ケ崎高校の32年前の卒業生が同窓会を開きました。会場は閉館が決まっている、青春の思い出が詰まった場所です。
「乾杯」
松本蟻ケ崎高校を1991年に卒業した43回生が120人も集まりました。
■松本蟻ケ崎高校43回生
「コロナであえなくなっちゃったので久々に会いました」
卒業30周年を記念した同窓会ですが新型コロナの影響で2年遅れの開催に。その会場になったのは、松本パルコです。
■松本蟻ケ崎高校43回生同窓会実行委員長・浅井弘道さん
「僕たちのアイデンティティじゃないですけど町の誇り・シンボル。そのシンボルがなくなってしまうのとこの同窓会をやる機会がタイミングがあったのでやっちゃう?という乗りで決まりました」
松本パルコは2025年2月末に閉館することが決まっています。43回生が青春を過ごした場所でもあります。
■松本蟻ケ崎高校43回生
「パルコで服が買えるように一生懸命バイトした思い出。高校の時によく通ったというか、そんなところでできると思っていなかったのでうれしいです」
当時流行していた服や高校のジャージなどを展示。ゲームや食事を楽しみました。今回、卒業生の思いに快く協力した松本パルコ。閉店を惜しむ声に胸を痛めていたそうですが…
■松本パルコ・斉藤博一 店長
「(同窓会の)問い合わせをもらって、びっくりするとともにうれしい気持ちで励まされたのを覚えている。皆さんが青春の1ページの思い出として残してもらっていることが非常にうれしい」
校歌聞かせるよみがえる懐かしい青春時代。新しい思い出が刻まれました。