上田市の小学生がマツタケを収穫しました。夏の猛暑の影響を受けて今年は例年以上に貴重な秋の味覚です。
「すげー」
収穫したのは上田市武石小学校の6年生。地域の山林の大切さを学んでほしいと、1999年から収穫体験を実施しています。収穫したマツタケは毎年、マツタケごはんにして給食で食べています。
■小学生
「マツタケのお吸い物のにおいがする」
■小学生
「前の6年生もとってていいなと思っていたから、取れてよかった」
■小学生
「気分は幸せです」
こちらは大物の予感!
「おぉ!長い」
「これいいですね」
「いいですね」
ただでさえ貴重なマツタケ、今年は特別希少です。
■学校林指導員・内田誠さん
「8月、9月の猛暑と雨が少なかったのが原因ではないか。記憶にある中でこれだけ取れないのは珍しい?私の記憶ではない」
多い時には70本ほど収穫できるそうですが、今年はわずか22本でした。
一方、こちらも県内有数のマツタケの産地・豊丘村。道の駅の中にあるレストランではこの時期マツタケ料理を提供する…はずでした。
■菜園ビュッフェレストランベジフルキッチン・長谷川雅さん
「今シーズンはどうやってもないものはないので残念ながらお出しできない…」
(Q目当ては)
■滋賀から
「マツタケ!まだ諦めてません、この先食べられるかなと」
ただ…マツタケがなくても、連日大盛況。なぜでしょうか?
■静岡から
「野菜から果物からたくさんあって最高です!一生懸命食べます」
■飯田市から
「野菜が新鮮でおいしくて、おかずも種類が多くて喜んでいただいています」
人気の理由は、地元の野菜などを使った料理の数々。村内およそ70軒の契約農家から仕入れています。キノコのマリネや地元産とうもろこしを使ったピザ!常に50種類ほどのメニューを取りそろえ、制限時間内で食べ放題です。
■菜園ビュッフェレストランベジフルキッチン・長谷川雅さん
「予想をはるかに超える反響で、連日平日も含めて満席。旬の野菜を豊富に扱っていてきのこも農家から仕入れている。マツタケだけじゃないよという所を見せていきたい」
残念ながら今シーズン、マツタケメニューにあやかることは難しそうですが、農産物の豊富さをアピールしています。