「ダンロップフェニックス」に全米オープン王者が招待出場

ウィンダム・クラークが参戦する(写真は2023年全米オープン)(撮影/中野義昌)

国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」の主催者は24日、今年度大会(11月16日開幕/宮崎・フェニックスCC)に6月の「全米オープン」でメジャー初優勝を飾った世界ランキング10位のウィンダム・クラークが出場すると発表した。

29歳のクラークは2018年秋からPGAツアーでプレーし、ことし5月の「ウェルズファーゴ選手権」で初優勝。1カ月後に行われたロサンゼルスCCでのメジャーでロリー・マキロイ(北アイルランド)らを振り切った。昨年の「ZOZOチャンピオンシップ」以来の来日に「初めてダンロップフェニックストーナメントに出場できること、非常に楽しみにしています。宮崎の素晴らしい日本のファンの前でプレーするチャンスを逃すことはできませんでした。歴史のあるこの大会に自分の足跡を残せることを楽しみにしています」とコメントを発表した。

5月の「全米プロ」を制したブルックス・ケプカの出場も決まっており、同一年のメジャー優勝者が2人参戦するのはタイガー・ウッズ(マスターズ、全英オープン)とマイケル・キャンベル(全米オープン/ニュージーランド)が共演した2005年以来になる。

その他の招待選手として9月の「フォーティネット選手権」でPGAツアー初優勝を飾ったサヒス・ティーガラ、下部コーンフェリーツアーで優勝したノーマン・シオンの出場も発表した。

1974年の初開催から50回目となることしの記念大会は、2014年大会を制した松山英樹も4年ぶりに参戦する。2021年の「マスターズ」を制してからは初めて。青木功、中嶋常幸が初日に名誉スターターを務める。

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