「災害起きる前にダムを作ることが大切」 西日本豪雨被災地域の小学生が土砂災害への備え学ぶ

西日本豪雨で被害を受けた愛媛県宇和島市吉田町で24日、地元の小学生が建設中の砂防ダムを見学し、土砂災害への備えに理解を深めました。

24日は宇和島市立立間小学校の3年生から6年生までの児童およそ20人が、砂防ダムが建設されている地元の市内吉田町の白井谷地区と奥白井谷地区を訪れました。
西日本豪雨で土砂災害の被害が大きかった2つの地区では、現在7か所で砂防ダムを建設していて、子どもたちは担当者から、ダムの役割などについて、説明を受けていました。

(参加した児童)
「災害が起きてから家が壊れて修理するより(被害を防ぐため)砂防ダムを作った方がよいので砂防ダムは作ってくことが大切だと感じた」

この地区では今年度中に3基の砂防ダムが完成予定で、ダムには子どもたちが工事の内容などを手書きしたプレートが取り付けられます。

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