サンポートホール高松の開館20周年を記念した新作オペラ 2024年10月26日・27日に公演決定

サンポートホール高松の開館20周年を記念したオペラ公演が、2024年10月26日・27日に行われることが決まりました。

前回公演の練習(2014年5月)

高松市は、サンポートホール高松の10周年を記念して2014年に、平家物語の「源平屋島の戦い」の名場面、扇の的をモチーフにしたオペラを公演しました。今回の公演は、それよりも少し前に起きた「一ノ谷の戦い」を取り上げた新作オペラです。
『新作オペラ「扇の的」~青葉の笛編~一ノ谷の合戦、屋島へ』は、戦いを通して死ぬことを覚悟する「平敦盛」と、愛する人を失っても強く生きていこうと誓う妻「葵」の視点で、「生きていく」をテーマに書き下ろした作品です。

(新作オペラ「扇の的」~青葉の笛偏~/若井健司 芸術監督)
「芸術性を求めて、悲劇にまとめるのではなく、これから生きていこうと、そういう気持ちを持つものに仕上げたい。(オペラを)生で見ることの素晴らしさを、サンポートホールで味わっていただきたい」

出演者は、香川県出身か香川に住んでいることを条件に、2024年1月のオーディションで決める予定です。

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