「ただでさえ大変な中で…」水道料金値上げに反対の市民団体が署名活動 岡山市

岡山市が2024年度から水道料金を値上げする方針を示したことに反対する市民団体が署名活動をしました。

24日に岡山市役所の近くで反対署名を行ったのは、市民団体「岡山市の水道料金を考える会」のメンバーらです。

岡山市は、施設の耐震化などに多くの費用が掛かるとして、2024年度から水道料金を平均で20.6%値上げする方針を示しました。

水道事業について検討していた審議会は10月20日、市への提言の中で「やむを得ない水準の値上げ」とした一方、家庭用の値上げ率を抑えるなど負担軽減に努めるよう求めました。

市は、提言の内容を踏まえた上で料金改定の条例案を11月市議会に提案する予定で、「考える会」は、その前に集まった署名を市に提出します。

(岡山市の水道料金を考える会/石村啓子さん)
「食品・電気代とかもすごく上がっていて、ただでさえ大変な中で、ここでまた水道料金を値上げするのか。市民だけに負担を押し付けるのではなくて、市で補填してほしい」

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