元中国代表・程靖淇がTリーグ・金沢ポート入り「選んでくれて嬉しい」

卓球Tリーグ男子・金沢ポートは24日、程靖淇(チェン・ジンチィ/中国)との選手契約が合意したことを発表した。

程靖淇は元中国代表のサウスポーで、そのパワードライブは同世代でも指折りの威力を誇る選手である。

写真:程靖淇(Cheng Jingqi)/提供:ittfworld

中国でもトップクラスのフォアハンドドライブ

中国の国家一軍に長く在籍した程靖淇は、2010年以降の中国卓球の中で有数の威力を持つパワーヒッターとして知られる一方、その甘いマスクでも人気を博している。

程靖淇 略歴

1994年3月7日生まれ、29歳。河北省秦皇島市出身。
2008年世界ジュニア選手権では14歳ながら男子団体優勝メンバーのひとりとなり、2010年に国家1軍チーム入りを果たす。

2013年の全中国運動会では、男子シングルス3回戦で当時世界チャンピオンの王皓をあと一歩まで追い詰めた。2013年ITTFワールドツアー・ロシアオープンではシングルス3位となり、2015年ITTFワールドツアー・ポーランドオープンにも中国代表として出場。中国超級リーグでも地元・河北省の覇州海潤や、上海市の上海龍騰などでプレー、2021年に河北省チームの一員として男子団体での3位入賞に貢献した。

程靖淇(Cheng Jingqi)コメント

金沢ポートが私を選んでくれたことを、とても嬉しく思います。
Tリーグで日本の優秀な選手と戦える機会は貴重です。ここ数年、Tリーグには注目が集まっており、ファンの情熱と高いレベルのパフォーマンスは非常に魅力的です。

チームの目標達成のため、頑張りたいと思います。

もうすぐみなさんにお会いできる予定です。今は、しっかり試合の準備をしています。みなさんが私の試合を応援してくれることを願っています。

西東輝 監督コメント

序盤戦を終えて、私たちのチームはダブルスの勝率の低さが際立っています。たくさんの試合を観て、程靖淇のダブルスの上手さを期待して獲得しました。その思いに応えてくれて、契約を決断してくれて、非常に嬉しく思います。

ダブルスの勝率を高め、日本一に向けて再出航する気持ちで、興奮しています。

文:ラリーズ編集部

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