ビッグモーター行政処分 茨城・ひたちなか店、指定取り消し 県内3店舗処分 検査員計3人の解任命令も

国土交通省から民間車検場の指定取り消し処分を受けたビッグモーターひたちなか店=ひたちなか市新光町

国土交通省の各地方運輸局は24日、中古車販売大手ビッグモーターで不正な自動車整備や車検が確認されたとして、同社の24都道府県34工場を自動車整備の事業停止90~10日などとする行政処分を出した。

茨城県内では3店舗が処分を受けた。ひたちなか店(ひたちなか市新光町)を民間車検場の指定取り消し処分としたほか、つくば店(つくば市学園の森)に70日間の車検業務停止、石岡店(石岡市八軒台)に文書警告の処分が科された。

エンジンの分解や自動ブレーキの調整などを行う自動車整備については、つくば店を40日間、ひたちなかと石岡の両店を15日間、それぞれ事業停止とした。このほか、ひたちなか店の自動車検査員2人、つくば店の同1人の解任命令を出した。

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