相模原教諭強制わいせつ「処分と公表を」 被害者側が市教委に要請書

相模原市教育委員会に対して要請を行った代理人弁護士と市議の有志ら=市役所

 相模原市立共和中学校の男性教諭が同僚の女性教諭への強制わいせつ罪で有罪となった事件を巡り、女性教諭の代理人弁護士は24日、有罪確定で自動失職した男性教諭の懲戒処分相当を検討、決定した上で、公表するよう求める要請書を市教育委員会に提出した。

 要請書は▽男性教諭の懲戒処分相当を検討・決定し、公表する▽被害者の人権回復のため、女性教諭の勤務校を含めた全市立小中学校に事件内容を説明し、市教委の初期対応の誤りを謝罪する▽被害者回復のサポートに取り組む犯罪被害者支援の具体的な施策を行う─の3点を求めている。

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