欧州デビューからわずか4年で、全世界累計販売台数が100万台を超えたクロスオーバーSUVの人気車種、フォルクスワーゲンの『T-Roc(ティーロック)』に、洗練されたブラックパーツをアクセントにしてドレスアップした特別仕様車“Black Style(ブラックスタイル)”が登場。10月17日より発売が開始されている。
昨年7月のマイナーチェンジによってさらに進化を遂げ、デザインと内外装を刷新して大幅に質感を向上させたT-Rocは、これが初採用となる運転支援システムも多数備わり、同一車線内全車速運転支援システムの“トラベル・アシスト”や、ドライバーが意識を失うなどした際に、車両の暴走による事故を未然に防ぎ被害を最小限に抑える緊急時停車支援システム“エマージェンシー・アシスト”などを搭載。駐車支援システムの“パーク・アシスト”なども全車標準装備となっている。
その同車に追加設定された特別仕様車“ブラックスタイル”は、合計5グレード展開となるガソリン、ディーゼル、そして高性能モデル“R”の全仕様のうち、エントリーのTSIアクティブを除く4グレードに設定され、内外装の各所をブラックでコーディネートするとともに、デザイン上の特徴であるCピラーに専用デザインをあしらうなど、そのデザイン性をさらに高めている。
量販グレードのTSIスタイル/TDIスタイルをベースとしたモデルでは、標準では17インチとなるところを18インチに。一方、上級グレードのTDI Rラインをベースとしたモデルでは、標準装備の18インチとは意匠が異なるブラックペイントされた18インチをアルミホイールを標準装備とした。
■外観と内装は専用のブラックアウトにより特別な装いに
さらにオプションの“DCCパッケージ”を装着した際にセットオプションで装着される19インチアルミホイールもブラックペイントとし、唯一のフルタイム4輪駆動“4MOTION(フォーモーション)”採用で専用のスポーツサスペンションにブルーでペイントされたブレーキキャリパーを装着する“R”でも、標準装備の19インチとは意匠が異なるブラックペイントの19インチアルミホイールを採用する。
昨年のマイナーチェンジにより前後バンパーの意匠変更を受け、フロントグリルのエンブレムを挟んで左右に一本のLEDストリップを設置、エプロンには新デザインの六角形デイタイムランニングライトが装備されるエクステリアでは、グリル下部、ルーフレール、ドアミラー、そしてサイドとリヤのクロームトリムをブラックアウトするとともに、Cピラーに専用デザインのフォイルを貼付するなど“ブラックスタイル”専用の特別な装いに。
一方、ダッシュボードやドアトリムにステッチを施したソフト素材やレザレットを新たに採用することにより、質感が大幅に向上したインテリアでは、ダッシュパッド、エアコンベゼル、インフォテイメントディスプレイ、センターコンソールの加飾をブラックアウトし、ルーフライナーをグレーからブラックに変更(TSI/TDIブラックスタイルのみ)。また人気のオプション装備である“Discover Pro(ディスカバー・プロ)”パッケージを標準装備とするなど、装備面でも仕様を向上させている。
レザーやDCCなどの各パッケージオプションや、最高峰“R”にはパノラマスライディングルーフも用意され、価格は461万~666万8000円(税込)となっている。詳細についてはフォルクスワーゲンの公式サイト(https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/t-roc.html)まで。