シャフタールがマリノ・プシッチ氏を新指揮官に招へい! 直前までフェイエノールトで副官務める

ウクライナ王者の新指揮官に就任したマリノ・プシッチ氏[写真:Getty Images]

シャフタール・ドネツクは24日、マリノ・プシッチ氏(52)の新監督招へいを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。

シャフタールは今シーズン、パトリック・ファン・ルーウェン監督(54)を招へい。リーグ開幕から7試合で5勝2分けと好スタートを切ったウクライナ王者だったが、チャンピオンズリーグ(CL)開幕節のポルト戦で今季初黒星を喫すると、CL後のリーグ戦2試合でも1分け1敗と勝ち切れず。

また、一部報道では多くの選手との間に確執が生まれたことから、クラブは今月16日に双方合意の下で契約を解消していた。

その後、クラブはスポーツ・ディレクターを務めるダリヨ・スルナ氏を暫定指揮官に据え、直近のLNZ戦では3-0の快勝を飾っていた。

そういったなか、新指揮官に招へいされたプシッチ氏は、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、現役時代にはツルヴェナ・ズヴェズダやデ・フラーフスハップ、ケルンのリザーブチームなどでプレー。キャリア晩年にはフットサルに転向した異色の経歴を持つ。

指導者キャリア初期もフットサルで監督を務めていたが、2010年以降はオランダのフィテッセやトゥベンテ、AZなどでユースカテゴリーの指導者やアシスタントコーチを歴任。2021年1月から直近まではフェイエノールトで、アルネ・スロット監督の副官として確かな手腕を発揮していた。

なお、シャフタールは25日にCLバルセロナ戦を戦う予定だが、この試合でプシッチ氏がベンチ入りするかは現時点で不明だ。

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