マンチェスター・シティのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュが、自身の“アイドル”と再会した。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。
アストンヴィラのアカデミーで育ったグリーリッシュにとってのアイドルとは、2001年から2007年まで同クラブに所属し、公式戦通算205試合62ゴールの成績を残した元コロンビア代表FWのフアン・パブロ・アンヘル氏。プレミアリーグでは44ゴールを挙げているが、アストンヴィラの歴代所属選手の中でこれを上回るのはガブリエル・アグボンラホール、ドワイト・ヨーク、ディオン・ダブリン、オリー・ワトキンズの4人だけ。紛れもないクラブのレジェンドだ。
グリーリッシュはアストンヴィラ時代にもアンヘル氏の訪問を受けたことがある。当時、グリーリッシュはアンヘルに対して「子どもの頃にあなたのプレーを見ていた。多くのゴールを決めてくれたあなたは、間違いなく僕のお気に入りのプレーヤーだった。これまで会う機会がなかったので非常にうれしい」と伝えていた。
今回はアンヘル氏がテレビのリポーターとしてマンチェスター・シティのトレーニング施設を訪れ、そこでグリーリッシュと再会。グリーリッシュは自身のインスタグラムアカウントのストーリー機能にアンヘル氏とのツーショット写真を掲載し、「私の初めてのヒーロー。知っている人は知っているだろう。フアン・パブロ・アンヘルは1人しかいない」とのコメントを残した。
現役時代は黒い長髪にヘアバンドがトレードマークのアンヘル氏だったが、現在は頭髪を短く刈り上げて白髪も混じり、濃い口ひげという全く異なる風貌だった。
マンチェスター・シティは10月25日にUEFAチャンピオンズリーグのヤングボーイズ戦に挑んだ後、10月29日にはマンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチに挑む。アイドルとの再会により英気を養ったグリーリッシュの活躍に注目だ。