「いい夫婦の日」の11月22日を「とも家事の日」 推進キャラクター"ともジカ"を発表 栃木県

 パートナーや家族がともに家事を分担する取り組みを進めるため、栃木県が語呂合わせで「いい夫婦の日」の11月22日を独自に「とも家事の日」に定め、24日にそのキャラクターが発表されました。

 これは24日に開かれた福田富一知事の定例の記者会見で発表されたもので、11月22日の「とも家事」を推進するキャラクターの「ともジカ」は、県庁の若手職員がアイデアを出し合いデザインしました。

 県によりますと、直近の国政調査で県内の共働き率は49.8%で全国平均の47.1%を2.7ポイント上回っています。また、総務省の調査では、県内の夫婦で家事をしている時間の1週間の平均は、妻が172分、夫は19分で、妻が全国平均並みなのに対し、夫は11分ほど少ないことが分かっています。

 「とも家事の日」は、この差を無くし、家事を分担する大切さをPRしようというもので来月(11月)1日から1カ月間、実践例やアイデアに関する写真や動画を募集し、入選した人には便利家電などを贈呈するということです。また、県が連携協定を結んでいる家電量販店やスーパーと連携して、来月(11月)15日から29日までキャンペーンを実施します。

 そのほか福田知事は、先月(9月)セルビアで行われたレスリングの世界選手権女子76キロ級で優勝した宇都宮市出身の鏡優翔選手(22)に、知事特別表彰・県スポーツ功労賞を贈ることを明らかにしました。県スポーツ功労賞の授与は、鏡選手で39人目となります。

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