八村塁は速攻からダンクも披露もレイカーズが開幕戦を落とす

3Q、八村塁は速攻からダンクも決める

現地10月24日、NBA2023-24レギュラーシーズンのオープニングマッチでレイカーズは昨季の王者ナゲッツと敵地で対戦。八村塁(レイカーズ)はベンチからの出場で6得点、3リバウンドをマークしたが、チームは107-119で開幕戦を落とした。

両者は、昨季のNBAプレーオフ・カンファレンス・ファイナルで激突し、ナゲッツがスウィープを果たしている。レイカーズはまずアンソニー・デイビスがダンク、ナゲッツはニコラ・ヨキッチのフローターでまずポイントを奪う。その後、互いにアップテンポな展開で得点を重ねていくが、うまくオープンを作るナゲッツが、開始約6分で21-16とナゲッツがまずリードを奪う。

八村はここでゲイブ・ビンセントと交代してコート入り。まずオフェンス・リバウンドを奪うがシュートは決まれず。さらに左ウイングからの3Pシュートも入らない。ジェームズが下がったレイカーズは、オフェンスが停滞。タイムアウト明け3分で9-2 というランを許してしまい、20-34で1Qを終える。

2Qに入ってもいい形を作れないレイカーズ。キャメロン・レディッシュ、デイビスの3Pシュートなどで迫るが、なかなか1桁差にはできない。残り4分、八村はコートに戻ると残り1分、ディアンジェロ・ラッセルのパスを受けてレイアップを成功。この試合初得点を奪うと、直後にヨキッチに対して好ディフェンスを見せる。最後に速攻が出せたレイカーズは53-64としてハーフタイムを迎えた。八村は前半2得点、3リバウンドだった。

レイカーズは3Q、トーリアン・プリンスの活躍もあって5点差、6点差というところまで迫るが、ナゲッツはマレーがスコアリングしてリードを保つ。八村は残り7分弱にコートに入ると、デイビスとのコンビでタップシュートを成功。さらに残り1分40秒、速攻で先頭を走るとボースハンド・ダンクを叩き込む。さらにレイカーズはジェームズがオフェンスの起点となり、80-87として最終クォーターを迎える。

4Q立ち上がり、レイカーズジェームズの得点で3点差まで迫ったが、ヨキッチがコートに戻ると再び流れがナゲッツに傾く。3Q終盤にベンチに下がった八村は、4Q出番なし。レイカーズは差を縮められず。開幕戦を落とした。

© 日本文化出版株式会社