西岡良仁、世界69位にストレート勝利でグランドスラム6大会ぶりに初戦突破[全豪オープン]

西岡良仁、全豪OP3年ぶりに初戦突破

1月16日、「全豪オープン」男子シングルス1回戦が行われ、第31シードの西岡良仁(ミキハウス/世界ランク33位)は、ミカエル・イマー(スウェーデン/同69位)を6-4、6-2、7-5で下し、グランドスラム6大会ぶりに白星を挙げて2回戦進出を果たした。

一時は100位以下にランキングを落としながらも、キャリア通算2勝目を挙げるなどの活躍で自己最高ランキングを更新している西岡。前哨戦「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/ATP250)でも世界ランク10位のホルガー・ルーネ(デンマーク)を破るなど4強入りを果たし、33位までランキングを上げている。

今大会は、世界ランク1位のカルロス・アルカラス(スペイン)などが欠場。西岡は、出場選手上位32名に与えられるシード権をグランドスラムで初めて獲得した。昨年はすべてのグランドスラムで1回戦敗退と悔しい結果に終わったが、今年は結果を残したことで自信をつけて臨む。

1回戦の相手は、初対戦のイマー。西岡は、真骨頂である長いラリー戦で相手を揺さぶりポイントを獲得し、サービスキープする。第3ゲームで奪ったリードを保ち、6-4でセットを先取した。

続く第2セットも西岡はストロークでイマーを翻弄。リスクを背負いすぎず、丁寧なプレーで試合を進めて第3、第5ゲームをブレークし、6-2で第2セットも奪取。思うようにプレーさせてもらえずフラストレーションを溜めているイマーに対し、第3セットでは1ブレークアップから追いつかれたものの、5-5の第11ゲームを破って7-5。全豪オープンでは3年ぶり、グランドスラムでは2021年ウィンブルドン以来6大会ぶりにグランドスラムで勝利を挙げた。

西岡は、2回戦でジャウメ・ムナール(スペイン/同64位)と予選勝者のダリボル・スブルチナ(チェコ/同216位)の勝者と対戦する。

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