<レスリング>白井達也(佐賀県スポーツ協会)が銀、高田煕(日体大)は銅…2023年U23世界選手権・第2日(1)

2023年U23世界選手権第2日は10月24日、アルバニア・ティラナで前日開始の男子フリースタイル5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ86kg級の白井達也(佐賀県スポーツ協会)は敗れて銀メダルに終わった。3位決定戦に回った高田煕(日体大)は銅メダルを獲得。61kg級の森田魁人(山梨学院大)と92kg級の三浦哲史(拓大)は敗者復活戦を勝ち抜けなかった。

白井は2017年に世界カデット(現U17)選手権で優勝しているアーロン・ブロック(米国)と対戦し、第1ピリオド、テクニカルスペリオリティで敗れ、昨年に続く優勝はならなかった。国際大会では4大会連続のメダル獲得。

高田は敗者復活戦で昨年3位のウクライナ選手をテクニカルスペリオリティで撃破。3位決定戦ではプエルトリコ選手を破り、国際大会では初のメダルを獲得した。

各選手の成績は下記の通り。

▲2年連続の世界王者とはならなかった白井達也=UWWサイトより

▲優勝は逃したが、白井は国際大会で4大会連続のメダル獲得=UWWサイトより

▲国際大会で初のメダル獲得の高田煕=UWWサイトより


男子フリースタイル

【61kg級】森田魁人(山梨学院大) 12位=19選手出場《トーナメント表》
敗復戦 ●[6-7]Akash DAHIYA(UWW=インド)

《以下、前日に実施》
2回戦 ●[6-9]Assylzhan YESSENGELDI(カザフスタン)
1回戦 BYE

---------------------------------

【74kg級】高田煕(日体大) 3位=24選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[テクニカルスペリオリティ、4;18=11-0]Sonny James SANTIAGO(プエルトリコ)
敗復戦 ○[テクニカルスペリオリティ、6:00=15-4]Vadym KURYLENKO(ウクライナ)

《以下、前日に実施》
準々決勝 ●[1-10]Keegan D. O’TOOLE(米国)
2回戦 ○[2-1]Nikolay I. DIMITROV(ブルガリア)
1回戦 ○[5-1]Yerbarys SATYBALDY(カザフスタン)

---------------------------------

【86kg級】白井達也(佐賀県スポーツ協会) 2位=22選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[テクニカルスペリオリティ、2:38=0-10] Aaron Marque BROOKS(米国)

《以下、前日に実施》
準決勝 ○[4-0]Benjamin GREIL(オーストリア)
準々決勝 ○[6-0]Miko M. ELKALA(フィンランド)
2回戦 ○[4-1]Joshua Philipp David MORODION(ドイツ)
1回戦 ○[8-0]Igor Stefan SZUCKI(ポーランド)

---------------------------------

【92kg級】三浦哲史(拓大) 15位=20選手出場《トーナメント表》
敗復戦 ●[0-6]Jacob T. CARDENAS(米国)

《以下、前日に実施》
2回戦 ●[4-12]Muhammed GIMRI(トルコ)
1回戦 BYE

© 公益財団法人日本レスリング協会