アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）で印象的な活躍を披露した。
現地時間10月24日に行われたCLグループステージ第3節のセビージャ戦で、アーセナルの冨安は4バックの左サイドバックとして先発フル出場。持ち前の堅実な守備でセビージャの攻撃を封じ、チームの2－1の勝利に貢献した。
試合後、イギリスメディア『football.london』はアーセナル全選手の採点を公開。冨安にはチーム最高となる「8点」を与えた。
「（CLグループステージ第2節）RCランス戦の敗戦以来初先発となった日本代表選手は、印象的なパフォーマンスを披露。守備は相変わらず堅実だったが、それに加えて、本来求められている要素とは別の前方への脅威を発揮していた」
守備面だけでなく、攻撃面への貢献も評価された冨安。『football.london』の記者陣は、セビージャ戦前にそろって冨安の先発起用を支持していたが、その際「守備の安定を重視するために冨安を左サイドバックに置くべき」という論調が大半を占めていた。実際に守備のタスクはしっかりこなしたものの、冨安が攻撃面でも存在感を示したのは地元メディアにとっても“うれしい誤算”だったかもしれない。
