埼玉トヨペット、客ら絶賛イベント“川越サツマイモ掘り”開催 親子480組、初参加も大勢「今年は大きい」

収穫したサツマイモを手にする参加者たち=川越市の「川越芋掘観光初雁組合 山田園」

 埼玉トヨペット(埼玉県さいたま市中央区)は21、22の2日間、川越市中台南の「川越芋掘観光初雁組合 山田園」でお客さま交流イベントとして、サツマイモ掘りを実施した。秋晴れの下、約480組の親子連れなどが参加し、にぎわった。

 毎年秋の恒例行事。車両の購入や整備など同社と取引がある個人顧客らが応募可能で、当選すると参加できる。1組当たり16株が割り当てられ、ツルを抜いてスコップで土を掘り、約15キロの紅あずまや紅はるかを収穫した。

 山田園によると、収穫したばかりのサツマイモは、すぐに食さず、日陰で風通しが良い場所に2週間ほど保管すると甘みが増すという。「天ぷら、大学芋、焼き芋にして味わってほしい」と話す。

 近日中に幼稚園でイモ掘りがあるというさいたま市の女児(3)は「楽しい。練習できた」とうれしそう。母親も「昨年も参加したが、今年は大きいサツマイモが多く掘り応えがある」と笑顔だった。

 同社販売促進課の遠山ちひろさんは「初参加の方々が多かったが、満足していただけたのでは」と話していた。

 会場にはサイボクハムのブース、新鮮野菜の販売なども併設。サツマイモを素揚げし塩で味付けしたスティックが人気で来場者らは秋の味覚を楽しんでいた。

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