NLCSのMVPはDバックス・マルテ 全試合で安打を放って打率.387

日本時間10月25日、フィラデルフィアのシチズンズバンク・パークでナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第7戦が行われ、ダイヤモンドバックスが4対2でフィリーズを破って22年ぶり2度目のリーグ優勝を決めた。リーグ優勝決定シリーズのMVPにはケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)が選出。リーグ優勝決定シリーズの全7試合でヒットを放ち、「プレーオフ初出場から16試合連続安打」はメジャー新記録となった。

マルテはリーグ優勝決定シリーズの全7試合に出場し、31打数12安打、打率.387、4二塁打、1三塁打、3打点、1盗塁、出塁率.406、長打率.581、OPS.987をマーク。1番打者ないし2番打者としてダイヤモンドバックス打線を牽引した。

マルテがプレーオフに出場するのは、2017年に続いて今年が2度目。初出場から16試合連続安打を継続しており、「プレーオフ初出場から16試合連続安打」はメジャー新記録となった。プレーオフ全体の記録を見ても、マルテより長い記録を持っているのは、17試合連続安打をマークしたマニー・ラミレス、デレック・ジーター、ハンク・バウアーの3人だけである。

マルテは第1戦で1安打を放ったあと、第2戦からは2安打、3安打、2安打で3試合連続マルチ安打を記録。第5戦は1安打のみだったが、第6戦では貴重な追加点となるタイムリー三塁打を含む2安打を放ち、今回のシリーズで4度目のマルチ安打をマークした。リーグ優勝を決めた第7戦では7回表にチャンスを広げる二塁打を放ち、コービン・キャロルの犠飛を呼び込む働き。打率、出塁率、OPSはいずれもチームトップであり、納得のMVP選出となった。

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