スーパーのオータニ（宇都宮市平出工業団地、川野泉（かわのいずみ）社長）は、集客に向けて進めている「魅力ある売り場づくり」の一環として、主力商品の特売を実施する。「オータニ本気まつり」と銘打ち、第1弾は26～29日、第2弾は11月2～5日に開催する。
同社は5月、親会社でスーパーを展開するアークス（札幌市）のグループ人事で新社長に川野氏が就任。2026年度にかけて事業の再構築を進めている。
初年度は売り上げ拡大に向けた基盤づくりに着手。第1フェーズとして、通路に商品を置かないといった「買い物しやすい売り場づくり」を進めた。今回の特売は第2フェーズ。欲しい商品を手頃な価格で購入できる陳列棚にして売り場の魅力を高めていることを周知し、オータニファンを増やそうと企画した。
同まつりでは青果、鮮魚、精肉などの日替わり品約20品目、最大計150品目を「かなり安く」（川野社長）提供する。川野社長は「多くの人に新しいオータニを見てもらい、オータニが変わったことを実感できるようにしたい」と話している。
