山陽新聞販売90年 飛躍誓う節目 記念式典「次の世代にバトンを」

山陽新聞販売の創立90周年を祝う式典

 山陽新聞の販売、配達業務を担う山陽新聞販売(岡山市北区中山下)の創立90周年記念式典が25日、山陽新聞社さん太ホール(同柳町)で開かれ、社員や販売センター長ら約90人が節目を祝うとともに社業発展への決意を新たにした。

 広岡尚弥社長が「新聞販売業は決して平たんな道ではないが、新聞が届くのを待つ読者がいる限りその役割は終わらない。次の100周年に向け、飛躍を誓う節目の日としよう」とあいさつ。山陽新聞社の役員ら7人も出席し、松田正己社長は「今後も共に手を携えながら、地域で一層必要とされる山陽新聞販売として存在感を高めてほしい」と祝辞を述べた。

 90年の歩みを振り返るスライドが上映された後、岡輝支店(同奥田)の大森芳彦支店長代理が「不撓(ふとう)不屈(ふくつ)の精神で社業発展に尽力し、次の世代にバトンをつなぎたい」と決意表明した。

 山陽新聞販売は1933年10月25日創立。津山、福山支社や19支店、8販売センターがある。

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