宮城県は大気の状態が不安定 竜巻・突風・落雷・ひょう・急な強い雨に注意を

宮城県は大気の状態が非常に不安定になっていて、夜遅くにかけ竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意が必要です。

午前9時半ごろに金華山沖で撮影された写真です。撮影した人によりますと、複数の竜巻が発生し、上空の黒い雲から細い渦状の雲が下に延び、海水を巻き上げながら移動する様子が確認されました。

女川町や石巻市では激しい雨やひょうが降ったほか、角田市や柴田町では落雷の影響とみられる停電も発生し、東北電力の職員が復旧作業に当たりました。

仙台管区気象台によりますと、25日の宮城県は大気の状態が非常に不安定となっていて、東部では雷を伴って激しい雨が降り大雨となる所がある見込みです。

午後3時から予想される24時間降水量は、いずれも多いところで東部60ミリ、西部40ミリとなっています。

午後5時過ぎの仙台市では、雷も発生しています。25日夜遅くにかけては竜巻などの激しい突風やひょう、落雷に注意してください。

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