宮城県で自転車の盗難が急増 大学生が施錠の徹底を呼び掛け

2023年に宮城県で発生した自転車の盗難は、前年の同じ時期に比べて1.6倍に急増しています。仙台市の大学では、大学生や警察官が盗難を防ぐため施錠の徹底を呼び掛けました。

若林区の東北学院大学の五橋キャンパス前では、警察官や東北学院大学の学生ら11人が通行人や自転車を利用する学生たちに自転車の盗難防止を呼び掛けました。

宮城県では自転車の盗難が急増していて、大学生たちは2つの鍵を使うツーロックで施錠するよう呼び掛けながら、ワイヤーロックを配っていました。

若林警察署生活安全課齋藤明史課長「被害に遭っている方の約7割が無施錠状態。短時間でも確実にツーロックしていただくと」

宮城県警によります2023年、宮城県の自転車の盗難件数は9月末時点で1424件と、前年の同じ時期の約1.6倍となっていて、このうち無施錠は73パーセントに上るということです。

© 株式会社東日本放送