「競艇や競馬などのギャンブルに使った」 横領額は9200万円余りに JA職員の30代男性を刑事告訴へ

JAおちいまばりは、9月に発覚した職員による顧客の貯金の横領について、総額が9200万円余りに上ると発表しました。

JAによりますと、横領していたのはJAおちいまばりの伯方支店に勤務していた30代の男性職員で、9月25日の発表時点でおよそ2750万円の横領が判明していました。

その後の内部調査で、顧客から預かったキャッシュカードを使い無断でATMから現金を引き出すなどの手口で、新たに顧客5人の貯金を横領したことが分かり、総額は前回の分も合わせおよそ9220万円に上るという事です。

動機について男性職員は「競艇や競馬などのギャンブルに使った」と話し、被害者に一部を弁済していて、残る被害についてはJAおちいまばりが対応する方針です。

また、JAおちいまばりは、この男性職員を10月13日付で懲戒解雇し、刑事告訴に向けた手続きを進めています。

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