愛媛県は、マイナンバーと「身体障害者手帳」の情報が誤って紐付けされているケースが14件見つかったと発表しました。
県によりますと、マイナンバーとの紐付けミスは、国からの指示を受けて9月から実施していた、点検作業の中で見つかりました。
紐付け処理のためエクセルデータを作成する際、マイナンバーを誤って他人の行に入力したり、児童の手帳に保護者のマイナンバーを入力したりするなどしていたということです。
ミスのあった14件の紐付けは解除されましたが、古いものでは、6年前から誤ったままになっていたケースもあったということです。
県は入力作業の機械化やチェック強化で再発防止を図りたい考えです。
また、このミスで、本人以外の手帳情報がマイナポータル上で閲覧できる状態となっていましたが、県は、見られた情報について、個人を識別できる内容はなく、過去2か月間に閲覧された形跡はないと説明しています。