お化けやカボチャで車内彩る 水島臨鉄がハロウィーン列車

お化けのオーナメントが飾られた車内

 倉敷市中心部と水島地区を結ぶ水島臨海鉄道は、恒例の「ハロウィーン列車」を運行している。お化けのオーナメントで車内をデコレーションし、乗客を楽しませている。31日まで。

 カボチャのお化け「ジャック・オ・ランタン」や魔女、骸骨など、フェルト製のオーナメントがつり革の間に並び、黒いモールでできた無数のクモが天井をはう。飾りは電車の動きに合わせて揺れ、ハロウィーンムードを盛り上げている。

 社員8人が手作りし、飾り付けは倉敷中央高(同市西富井)の生徒が協力。倉敷市駅では、直径約45センチの本物のカボチャを使った「ジャック・オ・ランタン」も展示している。

 乗客の翠松高1年(15)は「どれもクオリティーが高くて驚いた。いつもと違っていいですね」と話していた。

 ハロウィーン列車は2016年からスタート。運行時刻は同鉄道ホームページで公開している。

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